UFCファイトナイト・カンザスシティ

マックス・ホロウェイ

 試合は序盤から、大きく構えるホロウェイが、

長めのジャブやロングフック、ミドルキックなどで攻勢。

アレンは相手の懐に入れず、攻めあぐねる様子。

 終始、スタンドの展開でグラウンドに移行する流れはなく、

倍の手数でアレンを圧倒するホロウェイ。

アレンは前に出ようとするが、ホロウェイの精度の高いジャブやミドルキックに阻まれ

攻撃が単発に終わり繋がらない。

 最終5R、後が無いアレンがガムシャラに突っ込みハイペースの猛攻。

手数を増したアレンだったが、ホロウェイは高い

ディフェンス能力で効果的なヒットを許さない。

 試合残り5秒、両者が足を止めてパンチの打ち合い! 

ホロウェイの左フックがヒットし、アレンが片膝ダウンしたところで終了のブザー。

判定3-0(49-46×2、48-47)でホロウェイに軍配。試合巧者ぶりが光る内容で再起戦を勝利した。
▼フェザー級マッチ
○マックス・ホロウェイ(米国)
判定3-0 ※49-46×2、48-47
●アーノルド・アレン(英国)

ブランドン・ロイバル

試合は1R序盤から重圧で前進するロイバルに対し、ニコラウはサイドステップで圧を流す。ニコラウが時折踏みこんでパンチを当てる。ロイバルがニコラウの入りのタイミングを見切ったか、飛び込みの左オーバーハンドの動きに合わせて、ロイバルがドンピシャの顔面ヒザ蹴り!

 崩れるようにダウンしたニコラウに対し、ロイバルが顔面に肘打ちを猛打!

 抵抗していたニコラウの動きが止まるとレフェリーが試合を止めた。日本での放送解説を務める元UFCファイターの水垣偉弥氏がこの場面に思わず「ストップ、ストップ、危ない、危ない!」と叫んだのが印象的だった。

『UFCファイトナイト』
4月15日(日本時間16日)米国ミズーリ州カンザスシティ
▼フライ級マッチ
○ブランドン・ロイバル(米国)
KO 1R2分9秒 ※ヒザ蹴り→肘打ち連打
●マテウス・ニコラウ(ブラジル)

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