ストリックランドは元KOTC世界ミドル級王者。強い圧力とジャブ、至近距離での打ち合いを得意とする実力者だ。6連勝の後、アレックス・ペレイラ、ジャレッド・キャノニアら強豪に連敗したが、今年1月の前戦で勝利し、連敗をストップした。
対するマゴメドフは2018年のPFLミドル級の準優勝者。昨年9月のUFCデビュー戦でダスティン・シュトルツフスに秒殺KO勝利を飾る活躍。UFC2戦目でメインイベント登場となった。
試合開始
試合は1R開始30秒
パンチの交差、マゴメドフの指がストリックランドの右目に入り試合が中断。
再開したが、目のダメージの影響か、ストリックランドの動きが鈍い。
加えて、得意のパンチの距離にしようと前進するストリックランドに対し、
マゴメドフは前蹴り、カーフキックで中に入れさせない。
終盤、マゴメドフの前蹴り連打で、ボディを効かせれた様子のストリックランド。
マゴメドフのタックルにテイクダウンとバックテイクを許しまうが、
これはなんとか立ち上がり辛うじてピンチを回避する。
しかし2R、突如、優勢だったマゴメドフが失速、
1Rでスタミナを使い切ったか。すると、ストリックランドが猛反撃。
強い圧力で前進し、マゴメドフを金網に追い込み、
ジャブ、ワンツーを立て続けにヒット。
残り1分、背を向けながら逃げるマゴメドフに対し、ストリックランドが怒涛のパンチ連打。マゴメドフが崩れる様に倒れると、最後はトドメの容赦無いパウンドの嵐! 何もできないマゴメドフを見て、レフェリーが試合を止めた。
2R4分20秒、ストリックランドが逆転のKO劇で2連勝を飾った。
コメント