日本人UFCの活躍

MMA

木下憂朔

23歳のUFCウエルター級選手、木下憂朔はIZINとUFCで戦った経験があります。しかし、UFCの2戦目では初勝利を逃しました。米国のビリー・ゴフとの試合で、1ラウンド3分49秒の間にTKO負けを喫しました。木下は左ハイキックや左ストレートなどの打撃技で攻撃しましたが、相手の右ボディーストレートを受けてダウンし、パウンドで敗北。木下は昨年のコンテンダーズシリーズで優勝し、今年2月のUFCデビュー戦でもTKO負けを喫していました。同じシリーズ出身のゴフとの試合は重要でしたが、敗北となりました。

風間敏臣

風間はMMAキャリア10勝3敗で、柔術スキルを持つ選手。8つのフィニッシュ(3KO・5一本)を記録。昨年のRoad to UFCで中村倫也にKO負けしつつも、その実力が評価されUFC契約を獲得。アームフィールドもキャリア8勝で7フィニッシュ(5KO・2一本)を持ち、再起戦を迎える。風間のUFCデビュー戦ではアームフィールドに苦しむ展開。1Rではアームフィールドの攻撃に対抗しようとするものの、ダウンを奪われ、最終的に追撃のパウンドでTKO負け。風間は厳しい結果となった。

中村倫也

中村はレスリングのエリートで、2016年にはフリースタイル57㎏級の全日本選抜優勝や61㎏級のU-23世界選手権優勝などの実績を持ち、その後MMAに転向。デビューから7戦全勝で、その内6試合でフィニッシュを達成(5KO・1一本)。今年2月のROAD TO UFCバンタム級決勝戦では、風間敏臣を秒殺KOで撃破し、優勝とともにUFC契約を獲得しました。

一方、ガルシアは過去にLFAなどで活躍し、2021年にUFCの「Contender Series」で初回KO勝ちを収め、UFC契約を手に入れました。しかしその後2戦連続で敗れ、戦績は10勝3敗(1KO・3一本)となっています。

試合では、1Rで中村はカーフキックを放ち、ガルシアは左フックで応戦。中村はタックルでテイクダウンを試み、ガルシアを投げて上位ポジションに。ノースサウスチョークや腕十字を交えながらペースを握りました。2Rでも中村は攻勢を見せ、ガルシアのギロチンチョークをかわし、寝技での攻防で主導権を握りました。3Rでは中村がテイクダウンを決め、アームバーで締める一幕もありましたが、ガルシアは逃れることに成功。

終了間際には中村がガルシアにヒットを与え、試合は終了。英語で「相手は強かったが、次回はフィニッシュを約束する。彼のディフェンスが強かったが、次はビッグなインパクトを残すフィニッシュを」と宣言しました。

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