神龍誠対北方大地
〇神龍誠(神龍ワールドジム)
一本 2R1分17秒 ※肩固め
●北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
神龍は昨年5月のDEEPフライ級王座決定戦で暫定王者
・藤田大和にニンジャチョークを極め、DEEP史上最年少で統一王者に。
11月には、UFCへの登竜門と呼ばれる
CFFCのフライ級王座決定戦へ抜擢されると、
回転しながらのニンジャチョークを極め、見事一本勝ちで王座を戴冠した。
対する北方は19年7月にパンクラスで10年に渡りベルトを巻き続けた
砂辺光久をKOで下し、王座奪取。昨年3月のRIZINでも判定勝利したが、7月に2度目の防衛戦で王座陥落した。
1R、神龍は左ストレートを当て、そこから組みついて
北方を後方に投げグラウンドで上へ。
神龍はコーナー際まで運んで顔にヒザを打ち込み、
そこから背中をつかせて寝かせるとヒジで北方を出血させる。
その後も神龍は北方を立たせず鉄槌とヒジを打ち込み、
ラウンド終了時には北方の顔は血で真っ赤となる。
2R、神龍のタックルに北方はギロチンチョークでカウンターを狙うが、
神龍は頭を抜き、ここでもヒジ打ち。そして肩固めを極め、そのまま北方を絞め落とした。
勝利した神龍は「俺が日本フライ級最強なので、
堀口選手、ドッドソン、殺してやるよ」と宣戦布告した。
カイル・アグォン判定0-3 〇萩原京平
1R、アグォンはシングルレッグからサイドについて、
バックに回ることに成功。
萩原は両腕のクラッチを外しにいくも、アグォンは強引に持ち上げて振り回す。
バックから引き込むアグォンは、両足をクラッチしてチョークの体勢へ。
萩原は腕を外しにいくも、アグォンが執拗に攻める。萩原は腕を外し、
ここを耐え抜いた。
2R、萩原は前へ出てワンツー。アグォンはダッキングでかわしながら組みつくと、
再びバックに回り込む。バックから引き込みを狙うアグォンだが、
これを耐えた萩原は正対しようと動く。
ここから逃げた萩原は、右をヒットして追い込むも
アグォンにバックを奪われて寝技へ。萩原はバックからパンチで顔面を叩き、
正対することに成功。そのまま立ち上がり、
右のパンチ、サッカーボールキックで追い込む。
3R、萩原は右アッパー、ハイキックで追い込む。アグォンのタックルを防ぎ、
萩原が再び右。打撃の攻防の中でアグォンがバックに組みつき、引き込みを狙う。
萩原はスタンドでバックに回ることに成功し、パンチを打つもアグォンとの差し合いに。
残り1分で、スタンドの打ち合い。ここでアグォンが組みつき、
正対してパンチを打ち合ったところで判定へ。3-0で萩原が勝利し、3連敗から脱出した。
連敗から脱出することに成功した萩原
「あー、やっと勝てた。倒せんかったのは悔しいですけど、前より成長できたところを見せれたと思います」と安堵の様子。そして、会場観戦していた平本蓮を指差すと
「おい、クソガキ、ちゃんと見とったか?お前もちゃんと勝てよ、見てるからな」と叫んだ。
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