メインイベントで注目のフライ級(5分5R)で対戦する
カイ・カラ・フランスと
UFC4連勝中のアミル・アルバジ
ニュージーランドのシティ・キックボクシング所属のカラフランスは、フライ級3位。2021年3月にホジェリオ・ボントリンに1R TKO勝ちすると、同年12月にコーディ・ガーブラントに1R TKO勝ち。2022年3月にはアスカル・アスカロフにも判定勝ちし、3連勝。
対するアルバジは、UFCデビューから4連勝でフライ級7位につけた。
Bellatorで2連勝後、Brave CFで現UFCのホセ・トーレスに判定負けも、
ライアン・カーティスにキムラロックで勝利すると、2020年7月からUFCに参戦。
マルコム・ゴードンに三角絞めで一本勝ち、
カザフスタンのジャルガス・ジュマグロフに判定勝ち、
デイブソンの実弟フランシスコ・フィゲイレードにリアネイキドチョークで一本勝ち、
2022年12月の前戦ではアレッサンドロ・コスタを3R、右アッパーでKOに下している。今回、初のランカー相手で、
初の5R戦に挑む。
試合開始
1R、ともにオーソドックス構え。先にワンツーの右オーバーハンドを見せるカラフランス。かわすアルバジが中央で圧力。左ジャブをガード上に突く。右オーバーハンドで押し戻すカラフランス。アルバジは右のフェイントから右で差して組みに。左で小手に巻くカラフランス。左足を外に置いてバックを防ぐと突き放す。
スタンドで右カーフを打つカラフランス。詰めるアルバジに右回り。アルバジはワンツーの右を振るが左にかわす。左ジャブのダブルから右カーフを当てるのはカラフランス。さらにワンツーもそこにアルバジは右をかぶせに行く。さらにカラフランスの右の飛び込みに左を合わせに行く。ホーンに両者睨み合う。
2R、中央でグローブタッチしようとしたカラフランスに、タッチしなかったアルバジ。細かく前後にステップするアルバジ。右を振るとカラフランスは左が空振り。しかし右カーフを当てる。 右を振って組むアルバジ。ここも左足を外に置いてテイクダウンディフェンスするカラフランス。左ミドルを突くアルバジの左に右回りを止められバランスを崩したカラフランス。サークリングして間合いを外すと、追うアルバジは右フック! さらに右で飛び込むとそれをかわしたカラフランスが左を返す。
試合はかなり均衡
3R右カーフを当てるカラフランスを詰めて右を突いて組むアルバジは脇をくぐりスタンドバックから引き込みも、スイッチから正対して離れるカラフランス。立ち上がるとついていくアルバジの崩しに、右手を股間に差し込みスイッチ狙いのカラフランス。それを潰して左手首を背後からコントロールして右パウンドのアルバジは、シングルバックから4の字ロックに変えて、リアネイキドチョーク狙い!
パームトゥパームで絞るアルバジに、後ろ手を剥がして逃れるカラフランス。立ち上がりにバックについていくアルバジだが、横に落としたカラフランスがパウンド! 終盤を取り戻す。
試合は後半戦へ
4R、左ジャブを突き、右カーフはカラフランス。その左ジャブに右をかぶせに行くアルバジ。カラフランスは飛び込みの右の出入り。しかし詰めるアルバジはダブルレッグから脇くぐりスタンドバックから崩しへ。カラフランスも正対して離れる。左ジャブのダブルはカラフランス。アルバジはワンツーぁら左ローも、その蹴り足を取ってテイクダウンはカラフランス! すぐにアルバジは立ち上がる。
5R、ワンツーで先に出るのはカラフランス。さらにワンツー。
右をかぶせに行くアルバジが押し戻すと互いに右ロー。
カラフランスが右を当てるが、アルバジは組みに勝機を見出しに。
ボディロックから崩すが、すぐに立ち上がるカラフランス。
アルバジの右ヒジの瞬間に離れる。左右から跳びヒザを見せるカラフランス。
右ボディストレートも。さらに左ミドル。
飛び込みに右は合わせに行くアルバジだが単発。
左ジャブのダブルを連続で伸ばすカラフランス。
右オーバーハンド1発のアルバジはジャブで戻される。
カラフランスの入りに右アッパーを当てたアルバジ。前に出るが、
ジャブで押し返すカラフランス。アルバジのシングルレッグを切ると前に
左右のコンビネーションの途中でカラフランスはガッツポーズで優勢をアピールしてホーン。
判定結果は???
判定は2-1(48-47×2, 47-48)でアルバジが勝利。ケージのなかで「楽しかった。次こそはフィニュシュを見せたい。(次は?)誰ということはない。10月のアブダビで、俺が欲しいのはタイトルだけ。パントージャだろうが、モレノだろうが、次にタイトルに挑戦するのは俺だ」と語った。
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