タイトル: “マイキー・ムスメシ、青木真也にアオキロックで快勝！”
▼無差別級 サブミッション・グラップリング
〇マイキー・ムスメシ（アメリカ）
一本 3分05秒 ※アオキロック（フットロック）
●青木真也（Evolve MMA）
ONE Championshipの無差別級サブミッション・グラップリング戦において、アメリカの実力派、マイキー・ムスメシが驚異のアオキロックで、元ONEライト級MMA世界王者の青木真也を圧倒し、一本勝ちを収めました。試合はわずか3分05秒で終了し、青木を下したムスメシはファイトボーナスもゲット！
再起戦の青木
元ONEライト級MMA世界王者である青木真也にとって、この試合は昨年11月のMMAマッチ以来の再起戦となりました。前回の戦いでは、ロシアの強豪ザイード・イザガクマエフに初回KOで敗れた苦い経験がまだ記憶に新しい状態での挑戦でした。
ムスメシの実力
対するマイキー・ムスメシは、ブラジリアン柔術の世界選手権で4連覇を誇り、現在の競技柔術における軽量級の世界最強と高い評価を受けています。昨年10月の王座戦で勝利し、ONE世界タイトルを奪取。今年8月の前戦ではジャレット・ブルックスに対しても一本勝ちし、3度目の防衛に成功しています。
試合の展開
試合は、ムスメシが片足を上げて青木を誘導し、自ら寝転んでグラウンドに展開しました。青木は腕を伸ばして距離を取ろうとしましたが、ムスメシは青木の右脚に巧妙に絡みついてヒールホールドから、青木が得意とする“アオキロック”と呼ばれる技の形を逆転させました。これに青木がタップアウトし、ムスメシが見事な勝利を収めました。ファイトボーナスも手に入れたことで、その輝かしい瞬間を刻みました。
ムスメシのリスペクト
試合後、勝利の瞬間でマイキー・ムスメシは青木真也に対するリスペクトを示しました。「私はこの技をシンヤ・アオキから学んだ。彼が作った技なんだ。次世代が受け継ぐ技を作り出した彼はマスターで私はその生徒と言ってもいい。彼は私のアイドルだ」と、青木への深い尊敬の意を述べました。
この一戦は、サブミッション・グラップリングのファンにとっても、青木真也とムスメシのエキサイティングな対決となりました。ムスメシの今後のキャリアにも期待が高まる瞬間と言えるでしょう。
コメント